道路があって 駐車場にクルマを停めて
クルマ酔いが激しいので
気持ち悪くなりながら、降りて すぐ
そんなにきれいでもない、砂浜
海の家をだすような、ゾーン で、海があって
冴えない海
おとうさんの荷物は、簡素
リュックひとつに、バスタオル
水際に足を浸けたら、なんかくる 無数に痛い“なにか”
おとうさんを呼んで、はいっても
「これは痛い」ってことで
地元のひとらしき、ひとに
「すごい、蚊まれるんですが、なんですか?」って、聞いたら
「チンクイだよ、時季外れだからチンクイがいるんだよ」って
浅瀬のところを、よく見ると
ちいさいのがびちびちしてて
諦めて、砂で遊んだ